Breaking BadがNetflixで見られるようになった

Netflixレビュー

ちょっと前のドラマだけど、「Breaking Bad」が現在Netflixで全シーズン見られるようになっている。今更ながら最初から見てるんだけど、これも面白いね~。冴えない化学の先生が末期ガンを告知されて、残される家族にお金を残すためにクリスタルメス(覚せい剤)を合成してギャング界をのし上がっていくという割と無茶なストーリー。色々と見所はあるのだけれど、僕としては主人公の「施しを受けたくない。自分で何とかしたい」っていうマインドにアメリカ人の「粋」を感じた。

切腹とか「和を以て貴しとなす」みたいな日本独特のマインドがあるように、アメリカにもそうゆうのがある。その一つがこのドラマの主人公が他人の施しを頑として受け付けないっていうやつなんだ。これ、単純に「頑固な親父だなぁ」なんて思って見ててもストーリー的には破綻はないわけだけれど、そんな単純なもんじゃないんだよな。アメリカには「自助の精神」っていう概念があって、自己責任、自助努力を全うする事が美徳とされる(面白いのは、日本にも似たような自助努力=美徳という文化があるのだけれど、アメリカのそれとはちょっと違う)。

「なんでアメリカ人は銃を持つことをやめないの?」っていう議論は、ある意味アメリカだと「お約束」のディベートトピックになりつつある訳だけれど、これも単純に「馬鹿ばっかりだからだよ」と結論づけてしまうのは余りにも短角的だと思う。自助の精神はここに深く根付いていて、「自分の身は自分で守る。アメリカ国民にはその権利がある」って事なのだ。ちょっと過激な事を書いてしまうかもしれないけれど、日本のニュースを見ていても「こいつマジでぶっ殺された方がいいんじゃねーか」って思う事がたまにある。仮に~だけど、「被害者の親子が銃持ってたら子供が殺されずに済んだんじゃねーか」なんて場合もあって、まーつまり、正義というは可変的でモヤモヤしているものなのではないかという事なのである。

で、話は戻ってこのBreaking Badなんだけれど、面白いね!まだシーズン2までしか見てないけれど、展開がゴチャゴチャしてないのがいい。どちらかというと、ゆっくりゆっくり話が進んでいく。主人公Mr.ホワイトのガンはどんどん進行していっている訳で、時間との闘いな訳だけれど、その他多数のドラマみたいに、小さいトラブルをいっぱい詰め込んで翌週に引っ張る的な事をしてないのが良い。これ元々はテレビシリーズらしいんだけどね、なんだかNetflix制作みたいな、腰を据えた構成になっている。おすすめ!